Hiro’s blog

ドイツ留学中の経験や体験をそのまま文にします。

この言葉だけはドイツでは絶対通用しない

“しょうがない” という言葉。

 

日本では頻繁に使われる言葉です。

例えば何か小さなミスをした時や思いもよらぬ事が起きた時に使いますね。

 

ドイツでは絶対通用しません。

 

仕事はもちろんです。日本でもドイツでもミスは許されないです。

 

ドイツではサッカーの試合中もそうです。ミスをしたら味方やサポーターから文句やため息が聞こえてきます。

日本のように、“切り替えろ” や ”気にするな“ とはほとんど聞きません。

 

それはなぜかプライベートでもそうです。

例えば家を出発してから何か忘れ物に気づいた時…

1人で自分に対してすごく怒ります。

助手席に乗ってる僕が怒られてると勘違いするくらいです。

 

ドイツ人はすごく真面目だと感じます。

日本人よりも真面目かもしれません。

 

外国人特有の自由さはもちろんありますが…

 

ONとOFFはすごくはっきりしています。

 

その真面目さがこの “しょうがないは通用しない” というところに表れていると思います。

 

その真面目さが時々空回りして、プライベートでも感情を表に出しすぎる時がありますが…

 

 

 

世界三大都市の1つに行ってきました

世界三大都市。今はニューヨーク・ロンドン・東京の3つです。

 

先月そのうちの1つ、ロンドンへ行ってきました。

 

そこでの感想を書きます。

 

特にマナー・人柄の良さが印象に残っています。

1つ目はマナーの良さ。

特に電車の中でのマナーは日本と似ていました。

日本では静かにすること、電話はしないことなどルールではないですが、マナーがいくつかあります。

でもそれは外国と比べたら “普通” ではないですし、常識ではありません。

フランスでは電車内で楽器を弾いたり、ドイツではビール飲んで騒いだり…

でも、ロンドンの電車内は日本のようでした。話すときも周りを配慮して小さい声で話していました。電話をする人なども見ませんでした。

 

町中を見てもゴミが少なく、ポイ捨てをする人を見ませんでした。

それも日本では当たり前のようですが、ドイツではタバコの吸い殻がそこら中に落ちています。

 

2つ目は人柄の良さ。

僕は旅行すると、必ずやることがあります。

それは、何か困ったり迷ったりしたら携帯などで調べずに、人に聞くことです。

なぜなら、その国の人と話す事で人柄がわかり、英語の勉強にもなるからです。

それをロンドンでも同様に実践しました。

そこでは、話しかけたら断られる事はゼロでした。

誰に話しかけても親切に僕が理解するまで対応してくれました。

 

ちなみにパリで英語で話しかけたらフランス語で返された事は一生忘れない経験です。

 

 

 

 

 

 

 

ドイツでコーチも始めました。

今僕はドイツで、サッカーと仕事をしています。

月曜〜金曜の昼間は仕事

火曜、木曜、金曜の夜は練習

土曜は休み

日曜は試合

 

そんな生活をしていました。

そして、今日からまた1つプログラムが増え、ジュニアチームのコーチも始めました。

 

チームメイトがジュニアのコーチをしていて、誘いを受けたのでやり始めました。

 

今日始めて行ってみました。

“指導者” (サッカーに限らず) は想像以上に難しい仕事だと分かりました。

正直ナメてました。

 

“伝え方” という作業に戸惑っています。

しかもドイツ語なので余計にです。

 

ま、まだ始まったばかりです。

これを通して、絶対に得ることや感じることがあるので、それもこれから書いていきます。

 

 

 

日本でやってたあれはなんだったんだ

ドイツに来て約1年半が経ちました。

 

最初は全く違う文化に慣れるのが大変で、ストレスもありました。

 

今では最初来た時に苦すぎて飲めなかったビールが飲めるくらいドイツに慣れました。

 

しかし、今だに文化の違い(カルチャーショック) を受けます。

 

日本では炭酸禁止にされたり、パンより米を食べろと指示されたり…

 

ドイツでは私生活でも練習中でも炭酸水ばかり…

さらには、米を食べるドイツ人など滅多に見ません。

 

あと、日本でやってた練習中の走りのトレーニングです。

日本での走りの意識は「苦しいことをした分だけ強くなれる。勝てる。」そんな感じです。

 

ドイツでも走りのトレーニングはします。

 

しかし、まず初めに監督が言うのは、走ってる時の意識です。

どこの部分に効かせるのか、どういうフォームで走るのか。

あと、必ず言うのが “楽しむ” ことです。

 

そのため走りのメニューが日本と全然違います。

 

キツい (効果があるキツさ) ですが、楽しめるメニューで走りのトレーニングをしてます。

 

 

 

 

 

帰国することになりました。

前回はルームメイトでもあるチームメイトから人種差別行為をされた事について書きました。

 

その選手が先日ボスニアに帰されることになりました。

 

僕に謝って来て、「冗談でやったつもりで、その事は人種差別行為とは知らなかった」

とのこと。

 

当然許すつもりはありません。

 

知らない方がもっと悪いと思います。

 

前回も書きましたが、外国人選手として海外でサッカーする上で。1人の人間として知らなければいけないことです。

 

その選手は3試合4点取っている選手にも関わらず、チームから退団と帰国を言われました。

結果だけではなく、ピッチ外の事も大事にしてくれるこのチームにはとても感謝しています。

 

 

その行為は何の言い訳

 

 

チームメイトに人種差別行為された話

今月上旬にボスニア人2人がチームに入ってきました。

その中の1人に人種差別行為をされました。

 

唐突に笑いながらツリ目のようにする動作です。

明らかなアジア人向けの人種差別行為です。

 

笑いながらだったので人種差別行為とは知らずにやったのでしょう。

“イジリ” みたいな感覚です。

 

その行為が人種差別と知らない事がまず問題です。

世界に出るという事はそのような事は最低限知っている事と学んでおくことが絶対条件です。

 

怒りでいっぱいでした。しかし、怒ってもなんで怒られてるのかわからないと思うので無視しました。

それと、とてもショックだったので怒る事さえ出来ませんでした。

 

その時に怒るべきだったのか、何が正しいかわかりませんが。

 

チームメイトにやられた事、それも一緒に住んでる人にやられたのが本当にショックです。

 

チームには黒人選手も在籍しています。

その人達まで被害に遭わない事を願います。

 

そのような行為をして何が面白くて、何の意味があるのかわからないです。

 

サッカーの試合中でもサポーターからの人種差別チャントの被害に遭った選手がいたり、ゴールパフォーマンスで人種差別行為をする選手がいたりします。

たまに見かけます。

 

実際に自分が被害に遭うと、とてもショックですし、いじめられたような感覚です。

 

 

15年サッカーやってますが…

今年で20歳になったので、サッカーを始めてから15年が経ちました。

 

でも未だに簡単なミスはしますね。

 

8/15 の試合、1-1の引き分けでした。

 

でもその1失点は僕のミスです。

 

僕の簡単な横パスを取られて、DFが慌てて対応してPKを与えてしまっての失点でした。

 

仲間、サポーターからの文句とミスの後のなんとも言えない気持ちで、その後のメンタル維持がホントに難しかったです。

 

メンタルが安定出来ないままプレー続行していたため、その後もミスが続いてしまいました。

 

15年サッカーやってきて、中学生の頃から監督に言われ続けているのは自分自身もわかっています。

改善しなければいけないとこです。

 

サッカー面だけではなく、生活面にも活かされるので。

 

自分が追い込まれた時の、自分への対応とメンタル維持が本当にヘタクソです。

 

 

 

うまくまとめられないので、このまま終わりにします。